これが私の運命なんです
2017 / 19分50秒 / フィクション映画[あらすじ]
幼少期に両親を失った19歳の主人公は、両親が経営していた会社の経理を中学生の頃から手伝わされ、粉飾決算にも手を貸していた。
ある日、新聞記者として地元に帰って来た学校の先輩が、主人公の元に現れ、会社の不正を暴こうとする。
会社を守りたい思いと、自由になりたいという想いの間で、主人公の心は揺れるが――。
宇多田ヒカルさんの『道』という曲を聞いた途端、シナリオが浮かぶ。
誰かの導きで自分の人生が変わることとの美しさと、好きなように生きることの大切さを描いたつもり。
主人公は当時の自分そのもので、今見ると、恥ずかしいセリフもあって、「俺、若いなあ」って思う。だけど、やっぱりいい映画だなって思う。
撮影の最中には、俳優の方から演出について様々ご指導いただいた。あの時間が、今でも僕の礎になっている。
上映歴
2017/8 映画美学校フィクションコースセレクション/ユーロライブ
2017/12 ココキタ映像祭
2018/8 映画美学校アクターズコース募集ガイダンス
2019/7 映画美学校アクターズコース募集ガイダンス
出演
菊地敦子、外崎桃子、裕木つゆ
スタッフ
河本洋介/撮影、永原大裕/照明、Shin Andrew/録音、志和樹果/演出